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出版業界の現状 と 対策 出版不況この20年間、出版業界の紙媒体出版物の市場規模は縮小し続けています。 若者の活字離れや娯楽のデジタル化など様々な要因により、紙媒体の販売額も書店数も全盛期の半分近くになりつつあります。
高い返品率上記で委託販売制度は出版社への返品が可能と解説しましたが、その返品率は30~40%と高いものとなっています。出版社はベストセラーなどの作品でこれらを補ってきましたが、近年の出版不況ではこの返品率が大きな負担となってきています。
出版業界に大きな影響を与えるAmazon2019年1月、Amazonが取次を通さず直接出版社から本を仕入れる「買い切り制度」を試験的に導入すると発表し、出版業界に激震が走りました。以下はAmazonの発表内容の一部です。
これが実現した場合、最終的に価格を下げるのは出版社なので、Amazonがその価格に従って販売すれば再販売価格維持制度違反とはなりません。しかし協議(ないしは圧力)を通して実質的なAmazonによる値下げが実現する可能性があります。 つまり、「買い切り制度によって流通させたい本だけを仕入れたい分だけ仕入れ、売れなければ返品せずに値下げセールができる」というような完璧なビジネスモデルが完成します。 このように仕入れ方法や価格設定で出版社のビジネスモデルを変え、流通から発送までを掛け持ちすることで取次や書店の市場にも大きく影響を及ぼす力をAmazonは持っているのです。
メガヒット現象市場規模が縮小している中、特定の作品に売り上げが集中するメガヒット現象が頻発しています。 拡散性に優れたSNSの発達により、現代はひとたび話題を集めれば爆発的に知名度を上げることが可能です。これは出版物でも同じで、例えばテレビなどに露出があった書籍や漫画がTwitterで話題になり、大きなヒットに繋がるケースが見られたりします。 このように「流行を作る」という仕事は出版業界で働く上での醍醐味の一つと言えるでしょう。 →今回の出版ではここを狙いたいと思います!
「若者の本離れ」がこんなにも加速した5つの理由今や「マンガでさえ」昔よりも読まれていない《引用:東洋経済新聞》
「最近の若者は本を読まない」 そう言われて久しく経ちます。よく「出版不況」と言われますが、僕が若者だった30年くらい前から、そう言われていたような記憶があります。 出版不況は、もうずっと続いています。本が売れない時代になっているのは間違いありません。 書店はどんどん減っていき、雑誌は次々と廃刊や休刊に追い込まれています。本を取り巻く未来は明るくありません。僕は読書が大好きなので、そんな話を聞くと、いずれ紙の本がなくなってしまうのではないかと心配になってしまいます。 でも、なぜ若い人は読書しないのでしょうか? 先日、なぜ若い人は本を読まないか、若手起業家のAさんに聞いてみました。Aさんは、主に若い人に人気のユーチューバーや、ネットライブ配信をするライバーといわれる、インターネット動画界隈で活躍する20代半ばの起業家です。やり手ですし、実際に話していても、とても頭がよい人だということがわかります。 でも、本はほとんど読まないそうです。なぜAさんは読書しないのでしょうか? あるとき、とても気になって、僕は質問してみたのです。 「あなたや、ネット世代と言われる若い人は、なぜ本を読まないのですか?」 すると、聡明なAさんは、自分や若い人が「なぜ本を読まないのか?」という理由について分析してくれました。 Aさんが言う「読書しない人が本を読まない理由」は5つありました。
理由その1 「つらいから」まず、読書が「つらい」ということ。Aさんは「もし楽しいんだったら、そりゃ自分だって本を読みます」と言っていました。 「でも、活字を読み進めるのが、苦痛なんですよ。そんな苦行を、なんでいちいちしなければいけないのか、意味がわからないです」 彼はそう言っていました。その後いろいろ話を聞くと、要するに読書という行為を、勉強という行為の延長として捉えていることがわかりました。 つまり、学生時代に無理やり本を読まされた。だから、読書を宿題することや試験勉強することと同義と捉えているのです。あのときの苦行だったという勉強の原体験が、ある意味トラウマになっているそうです。 「なぜ、そのトラウマを喚起してまで、読書しないといけないのか?」 そう言われてしまうと、僕にも納得できることはありました。読書好きには、本を読むことはエンタメ=娯楽です。でも、読書が嫌いな人からすれば、読書は娯楽と認識されていなかったのです。
→ブレイン・アップデートのメソッドの中に、読解能力がその場で上がり、スラスラ本が読めるようになる方法があります。本書では、それを最初に紹介しています。
理由その2 「時間がもったいないから」読書という行為は、時間が取られます。1冊読むだけでも数時間はかかります。ちなみに、僕は速読否定派です。 「そんな時間をかける行為を、なぜしなくちゃいけないのかと。忙しくて本を読んでる場合じゃないですよ」 そういうAさんに「では、暇なときは何をしてるんですか?」と聞いたら「ネット動画を見るか、ゲームをしていますね」との答えが返ってきました。 読書好きの僕からすると、ネット動画を見たり、ゲームしたりすることのほうが、よほど時間がかかる気がするのですが……。 ただ、まあ、これもわからなくはない理由です。読書好きを公言している僕だって、なかなか分厚い本で、それも上下巻セットだったりすると、自分で「読みたいな」と思って買ったはずの本なのに、読み始めるのに気後れする場合があります。 実際に読み始めてしまえば、ぐんぐん進んでいって、その気後れも徐々に減っていくのですが、読む前にためらってしまう気持ちはわかります。 そもそも〈理由その1〉で書いたように、読書をつらいと思ってしまう人にとっては、なかなか越えられない壁なのかもしれません。 →QRコードでワークの内容が動画になっています。 紙媒体の書籍とVチューブ・アニメキャラクターのハイブリットは、本邦初だと思います。
理由その3 「楽しくないから」 そこで僕は、Aさんに言いました。 「本を読むことを、学生時代に強いられた受験勉強と切り離して考えてみるのはどうでしょうか?」 読書=エンタメ。そう捉え直してみると、もしかしたら読書だって、難しいゲームをクリアするのと同様に、苦痛ではなくなるかもしれません。ゲームなら長時間やれるように、読書もエンタメだと思って向き合えば、時間をもったいないと思わなくなるはずです。 そうしたらAさんから、こう答えが返ってきたのです。 「だって、ゲームほど楽しくないじゃないですか、読書って」 本では、ネット動画や、ゲームほどのエンタメ感を得られない。そう返されてしまいました。なぜ、そう思うのだろうか? Aさんの答えを聞いて、僕はなぜだか考えてみました。僕にとって読書はエンタメなのに、なぜ読書しない人にとってはエンタメにならないのか、楽しく感じないのだろうか、と……。 →ブレイン・アップデートの動画は、一度見ると、病みつきになって、三日三晩、3ヶ月、三年…と引き込まれてしまい、熱狂的なファンが世界中にたくさんいます。 それが今回からVチューブでアニメ・キャラクターが語るようになるのですから、エンタメ感は抜群だと思います。
理由その4 「書き手が知らない人だから」つまり「なんで、よくわからない人の意見を、いちいち聞かなきゃいけないのか?」ということです。 知っている人や好きな人の話だったら、積極的に聞こうとは思いますが、本の書き手は、読者にとって大部分が知らない人です。そんな知らない人の私見や、勝手につくったストーリーを押しつけられても、それをわざわざ手に取って、自分の時間をかけてまで読もうとは思わない、ということらしいのです。仮に、それが面白いものだとしても。 ちょっと待てよ、と思いました。だったら、ネット動画やゲームはどうなんだと。 Aさん曰(いわ)く「ネット動画は好きなトピックで検索し、その検索で引っかかった動画を見て、その動画をつくっている人(ユーチューバー)に興味が出たら、その人の動画を何個も見る」そうです。 では、ゲームは? ゲームだって、誰がつくったかは知らないじゃないか? Aさんに聞くと、こう答えが返ってきました。 「ゲームはつくり手がわからなくても、そのゲームが楽しかったり、面白かったりすれば、それが伝わってきます」 つまり、それが面白いと思えるためには、ビジュアル(光景)が必要だということなのです。原則、本だと活字しかありません。本に書かれたビジュアルは、活字やその集合体である文章から、自分でイメージ(想像)する必要があります。その文章からビジュアルをイメージするという行為が〈理由その1〉の「つらい」につながるのです。 →アニメ・キャラで導入し、後半では私自身が話している動画も入れていきますので、書き手に親密感を持ってもらえます。
理由その5 「ネットのほうが便利だから」ネットのほうが便利。つまり「読書は不便」ということらしいです。今度こそ、僕は超特大の衝撃を受けました。 僕には読書を、本を読むという行為を、今まで「便利か不便か」という枠で捉えたことがなかったからです。読書という行為の修飾語として、便利とか不便とか、そういう言葉自体を頭に想像したことが、僕には今までありませんでした。「楽しいか、楽しくないか」ならわかります。「面白いか、つまらないか」も理解できます。 でも、Aさんにとっては、そもそも読書がそういう枠内のものではなかったということです。定義からして違ったわけです。 衝撃を引きずったまま、僕はAさんに問いを続けました。 「ネットのほうが便利って、どういうこと?」 すると、Aさんから、これまた衝撃的な見解が飛び出てきたのです。 「だって、その本のストーリーを知りたければ、まとめサイトとか見ればいいじゃないですか?」 「え、まとめサイト?」 「そのほうが早いし、わかりやすいし、便利ですよ」 例えば、ドストエフスキーの『罪と罰』が面白いと、誰かから聞いたとします。すると彼は『罪と罰』で検索し、そのまとめサイトを読んで、内容を理解するのだそうです。 本そのものを読まなくとも、それで『罪と罰』のストーリーはわかるので、それ以上に何が必要なのか、ということでした。 →Vチューブを使って、この本の宣伝をしていこうと思います。
今回の出版で口火が切れたら、他にも書きたいテーマが沢山あります。 ●胎児のサバイバル・システム原始反射
●決心から決断へ、あらゆる悪習慣を断ち切る ●家族崩壊から家族再建へ ●仮面を剥がして真実の素顔を輝かせる などVチューブとのハイブリット書籍シリーズを出版していきたいと思います。これにより流行りを作っていけると思います!
●受講生・卒業生による拡散 音声診断協会の中島由美子さんは、 本の帯の著書の顔写真の部分を
●今回のハイブリット方式の書籍は、これまでの左脳偏重の頭でっかちを作ってきた出版の在り方に対して革命を起こすようなものだと言えます。
●私の人脈の中に、一部上場の社長・会長さんにコネクションを持っている人や、
●また、QRコードでプレゼントをGETすることが繰り返されることで、最終的にLINE登録してもらい、顧客リストにしていくことが可能です。 一度この本を手にしたら、逃すことなくファンにして、ファンがファンを呼んで、話題性を呼び、ベストセラーになっていく仕掛けをしていきたいと思っています。 国際ブレイン・アップデート協会 会長 田仲真治 |