原始反射ステージ1終了後の変化
原始反射とフェルデンクライス・メソッド
反射・反応・応答 (背中とバストの反応)
原始反射解放後に効果的な「あべこべ体操」
【手掌把握反射】
手掌把握反射とは、手の平に何かが触れると、触れた物を握ろうとする反射です。物を握ることを獲得するために必要な反射であり、赤ちゃんが自らの意思で物を握れるようになるには、手掌把握反射が統合されなくてはなりません。
原始反射ステージ2-1 手把握反射
【足底反射】
プランター反射
プランター反射とは、赤ちゃんの足の内側に触れると、触れた物を掴もうとするようにつま先が曲がるまたは内側に巻いたようになる反射です。
足底把握反射とも呼ばれる反射で、プランター反射とバビンスキー反射をまとめて足底反射といいます。
バビンスキー反射
バビンスキー反射とは、赤ちゃんの足の裏を踵(かかと)からつま先に向けて触れると、親指が反って他の4指が開く反射です。
原始反射の中では比較的長期にわたって見られる反射です。
先が少し尖ったもので強めに刺激しないと、反応が現れないことがあります。
原始反射ステージ2-2 足底反射
【哺乳反射】
哺乳反射とは、赤ちゃんが母乳やミルクを飲むために備わっている反射です。
哺乳反射には、探索反射、捕捉反射、吸啜反射、嚥下反射の4種類があり、この順番で起こります。
探索反射
探索反射とは、口やその周りが刺激されると、口を尖らせて顔を上下左右に動かす反射です。
母乳やミルクを飲む前提として、乳首を探すために必要な反射です。
捕捉反射
捕捉反射とは、唇やその周りに触れた物を口にくわえる反射です。
探索反射で見つけた乳首をくわえ、母乳やミルクを飲む準備をするための反射です。
吸啜反射
吸啜反射とは、口にくわえた物に吸い付く反射です。
捕捉反射で口にくわえた乳首を吸啜反射によって力強く吸い、母乳やミルクを分泌させます。
嚥下反射
嚥下反射とは、口の中にある液体を飲み込む反射です。
分泌された母乳やミルクは、嚥下反射によって飲み込まれます。
原始反射ステージ2-3 吸啜反射
原始反射ステージ2-4 解放後の変化